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Voice

イベント参加者の声

自分の中の蛇

まず、どのようにして私が今回のダンス&メディテーションに参加することになったかというと、端的に言ってしまえば、「内臓に蛇がいる」という感覚がここ数か月あって、この蛇の正体が何なのかを知りたくて、インターネットを検索しているうちにTarikaさんのブログを見つけたことがきっかけでした。


それより少し前にクンダリーニの知識を得ていたので、Youtubeなどで瞑想動画などを見てはいたのですが、動画だけでは本当にそれがクンダリーニなのか、蛇が疼いている感覚が実際のものなのかがいまいち信じられず、「肉体」として感じたいという思いを抱いていました。


そうこうしてネットの海を漂っていた時に、Tarikaさんの「クンダリーニの蛇と女たち」という記事を見つけました。女神が男の英雄たちに征伐されていったこと、女性の肉体や欲望が抑圧されるようになったこと、私がこれまで感覚的に「そうであろう」と思っていたことが明文化されていて、ゾクゾクしながら読みふけったことを覚えています。

これだ!!という勢いのままに大阪ダンス&メディテーションの案内を見つけ、「龍に乗る」「カラダのエレガントな野生<内臓>に触れる」というワードに高揚感を覚えながら、気づいたら大阪の友人に声をかけ、応募していました。


当日現場に行くまで、何をする会なのかすらちっともわからないままで、爆音で流れるダンスミュージックと陽気な出で立ちの女性たちに圧倒されながら「私のような陰キャがここにいるのは場違いなのでは??」と思っておりました。


が、実際にワークが始まると途端に集中し、自分の中の蛇とつながる感覚に夢中になっていました。特に舌を出しながら龍の声を出すあの動き(ボロンと内臓をこぼす)、言葉は悪いですが、ある種のバカバカしさを感じて、それがいっそう楽しくなって、子供に戻った気持ちでベエエと舌を出していました。


どんどん熱くなっていくカラダと、呼吸も足も苦しくなってそれでも踊り続ける楽しさと、心の中のもろい部分を打ち明けて分かち合う喜びと。日が経つにつれて、なんて美しい時間を過ごしたのだろうと思うようになりました。(実を言うと、当日の夜はあまりのパワフルな経験に恐怖すら覚えていたのですが)透明なスティックを握って、ゆったりとした動きでお互いの間にあるエネルギーを掴み合う時間、あの瞬間に二人の間にあったものを、今も生々しく覚えていています。


私がこれまで、自分の人間関係に何かが欠けていると感じていたものは、お互いの間に生まれるものをじっくり見つめる時間だったのではないかと思いました。また、最後のハグをするワーク。

昼食時に心の傷を打ち明けてくれた女性と見つめ合って、抱き合った際、「大丈夫だよ。愛してるよ」というエネルギーを込めて彼女を抱きしめたら、彼女がボロボロ涙を流したので、とても愛しくなって私も泣けてしまいました。

一生分の愛を込めて彼女を抱きしめました。

とてもとても愛している気がしました。

彼女と愛を分かち合った時間が心の中で何度もリフレインして、私が人生でやりたいことは、誰かに愛を与えて癒すことだったんだなと自覚しました。


以前から友人たちに対しそういうことをしてきたので、薄々そうなのだろうと思ってはいたのですが、今回改めて、確信を得ることができたという実感です。もっともっと学びたいと思いました。


もしかして、自分の中の蛇が、いつかは龍になるのかもしれないとワクワクしています。(おもしろいと思うのが、私は以前は黄色や緑などの色が好きだったのですが、このごろはピンクや紫に惹かれていることです。前者は蛇の色、後者は龍の色なんですね)


今後機会があればダンス&メディテーションにもリトリートにも参加できたらと思っています。Tarikaさんと是非またお話ししたいです。


こんなに美しくてパワフルでリーダーシップに富んでいる女性にお会いしたことがなかったので、一度しかお会いしていないのにとってもリスペクトしています。


お伝えしたいことはまだまだあるのですが、あまり長くなってもいけないので締めますね。愛に溢れた時間を本当にありがとうございました。


(Y.N)



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